天橋立清掃ボランティア


平成28年10月31日、宮津市の天橋立で、職員による清掃ボランティア活動を実施しました

法人では、日頃から地域の方より、ボランティア等様々な形でご援助をいただいています

逆に地域のために活動できることはないかと考え、多機能事業所宮津サンホームの玄関にある表札は、倒木となった天橋立大正天皇お手植えの松で作られているという縁もあり、天橋立の清掃活動を行いました

日本三景の一つで、白砂青松の地として有名な天橋立の松並木ですが、松の落葉が堆積し腐葉土化することによって、松周辺の土壌が富栄養状態となり、短く根を伸ばすだけで養分が取れる松は、根を広く張らなくなってしまいます

松の根が広く張っていないと、台風などの強風で倒れる恐れがあり、実際に平成16年の台風23号では、約200本の松が倒れる被害に遭いました

そのため、倒木に強い松を作る方法の一つとして、松が広く根を張るよう、定期的に落葉等を取り除く作業が必要とされています

今回、京都府の丹後土木事務所が窓口となっている「天橋立まもり隊」に応募し、9名の職員で廻旋橋付近にある松並木の落葉を取り除く作業を行いました

丹後土木事務所の職員の方に、清掃が必要な理由や清掃方法を教えていただいたあと、落葉となっている松葉をレーキでかき集め、ゴミ袋に入れたものを土木事務所の職員の方が軽トラックで搬送するという流れで、10時から12時まで作業を行いました

今回の清掃ボランティアは、約2時間という短時間での作業でしたが、これからも、地域のために何ができるかを考え、取り組みたいと思います

【法人事務局】