「出前講座」市内の小学生がセンターを訪問


身体障害者福祉センターでは、市内の小中学校を対象に「障害学習出前講座」を開催しています。

目的は、児童期(6〜12歳)に偏見のない知識や理解を深めて、これから共生社会の担い手となる子供たちに、思いやりと寄り添う心を育む交流の場をつくることです。
コロナの影響でしばらく見学が途絶えていましたが、令和4年度は余内小学校4年生63名が元気いっぱいにセンターを訪れてくれました。
職員から説明を聞きながら持参のiPadに記録したり写真を撮ったりと、真剣なまなざしで取り組んでいました。
就労利用者が制作したオリジナルのバッグや点字封筒を手に取って見たり、弁当箱組立の下請けなどの作業について直接説明を聞いたりして、「すごいなぁ」「今度お手伝いに来てもいいですか」と、興味津々。
利用者も子供たちの熱心な態度に応えるように、作業する手にも力がこもって交流の輪が広がりました。
これからも出前講座は内容を充実発展させるとともに、変化する時代に対応しながら継続していきます。