京都太陽の園後援会研修開催


平成26年12月12日金曜日、社会福祉法人京都太陽の園後援会(小泉顕雄会長)は、研修と親睦を兼ねて京都市南区上鳥羽にあるオムロン京都太陽株式会社の工場を見学しました。

工場内は整理整頓された働きやすい環境で、障がいのある方が補助具等や、自動化技術で身体機能を補い、より高い能力を発揮して生き生きと働いておられる様子を拝見し、深い感銘を受けました。

その後、社会福祉法人京都太陽の園の野中理事長とともに昼食をとり、短い時間でしたが歓談されていました。午後は京都水族館でショップやカフェで楽しみ、イルカスタジアムでは、人懐っこい人気者のイルカのショーを堪能しました。

【法人事務局】

 

平成27年 年頭のご挨拶


新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、穏やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます

旧年中は、私ども社会福祉法人京都太陽の園に対し、ご指導並びに温かいご支援を賜り、心より厚く御礼申し上げます

さて、社会福祉法人が制度化されて以降、障害者福祉においては、長きに渡る措置制度から利用者自ら主体的にサービスを選択できる契約制度へ移行し、支援費制度から障害者自立支援法を経て、現在の障害者総合支援法へと変革してきました。
皆様もご承知のとおり、我々社会福祉法人を取り巻く状況は大きく変化し、いわゆる内部留保を含む経営状態の透明性の確保に関する問題や組織としてのガバナンスの問題、また、公的な組織として地域のニーズにどれだけ対応できているかという点に加え、新たに、現行制度だけでは対応しきれない多様な支援について、社会福祉制度におけるセーフティーネットとしての役割も社会福祉法人に求められております。
これらの様々な問題と厳しい指摘については、社会福祉法人が非営利法人として補助金や税制優遇を受けるに値するものかどうかという事を含め、他の法人以上に財務状況等の高い透明性と、そして、公共の福祉に沿った、より公益性の高い活動を行わなければならない事、と受け止めております。

私ども社会福祉法人京都太陽の園では、障害者支援施設としての入所・通所・就労事業だけでなく、ホームヘルパーの派遣事業、障害者の生活支援全般に関わる相談事業、障害の有無を問わず地域の方々が集えるサロンなども運営しておりますが、現在の状態に満足することなく、今まで以上に、利用者の皆様ご家族様、そして地域の皆様方のご期待に添えるような事業運営を行っていく所存でございます。

最後になりましたが、役職員一同、決意を新たに頑張ってまいりますので、本年も変わらず、京都府をはじめ関係各機関、後援会の皆様、地域の皆様、ボランティアの皆様、そして法人を支えてくださいます全ての皆様のご支援ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げますとともに、皆様とご家族様にとって、今年一年が実りの多い良き年となることを祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

平成27年1月
社会福祉法人京都太陽の園
理事長 野中 廣務